幻の黄金のぎぼうし(ホスタ)を食べる《沸騰ワード》野菜マニア松下奈緒、たけのこ王・風岡が実証

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バラエティ番組「沸騰ワード10」内にて
【松下奈緒が幻食材求め静岡の山を大冒険】と題して
1年ぶりに松下奈緒さんが番組に出演しました!
そこで、”タケノコ王”と松下さんは
幻の食材と言われる「黄金のぎぼうし」を求めて静岡の山を大冒険します。

そこで、今回は沸騰ワードにて取り上げられた
「黄金のギボウシ」とはどのような食材なのか?
松下奈緒さんの野菜の直売所マニアっぷりや
沸騰ワードの”タケノコ王”さんについて深掘りしてみました!

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女優・松下奈緒は野菜の直売所”マニア”

2021年1月22日(金)放送の『沸騰ワード10』にて
あの有名女優・松下奈緒さんが
「野菜の直売所に取り憑かれている」という
ことで特集されたことから
松下奈緒さんの野菜好きが明らかとなりました!

小さい頃からよくおやつの代わりに
野菜スティックを食べていたほど野菜好きだったそうです!

野菜好きが高じて、松下さんはその土地でしか手に入らない
珍しい野菜を求めて暇を見つけては
全国各地の直売所を旅しているといいます。

なんと!これまでに訪れた直売所は
北海道から四国まで全国で20箇所以上
これは自他共に認める「野菜直売所マニア」と言えそうですね。

その放送で、松下さんは茨城県にある
「ポケットファームどきどき」という直売所に訪れました。
200人以上の農家・業者と契約し、関東でも最大級の広さを誇ります。
その安い野菜150種類を求めて、
1日2000人のお客さんが来店することもある有数の直売所に
松下さんも嬉々として興奮する様子が伺えました。

沸騰ワードの「タケノコ王」って誰?

番組「沸騰ワード」にもはや”準レギュラー”と呼べるほど出演している
「タケノコ王」こと、風岡直宏さん

タンクトップがトレードマークのアラフィフのおじさんで
面白いキャラクターから視聴者に定評があります。

そんなタケノコ王・風岡さんの正体は
静岡で「風岡たけのこ園」を営むたけのこ農家さんです。

元トライアスロン選手で「クワガタブーム」でクワガタ長者に

「タケノコを1億円掘った男」という異名を持つ彼は
実家のたけのこ農家を継ぐ前も
「クワガタブーム」の波に乗っかりクワガタを飼育販売。
なんと約3500万円も荒稼ぎしていたそうです!
風岡さんには商才がありますね。

さらに前はプロのトライアスロン選手でしたが身体の故障から
23歳で引退を余儀なくされた過去があります。

「タケノコ王」と呼ばれる由縁の一つが農家としてのある偉業が挙げられます。
それは、収穫したタケノコの数百キロに1本しか採れないという
幻の「白子タケノコ」の量産に成功したことです!
緻密なデータ集計と試行錯誤の結果、安定した生産が可能になったとか!
白タケノコは普通のタケノコの倍近くの価格で販売されています。
売り上げは年商1億円にもなるとか。


その反面、好物のたけのこを狙ってやってくるイノシシの対処や
山の手入れに毎日入らなければならないので
決して楽で暇な仕事ではなく風岡さんの日々の積み重ねが成せる

幻食材「黄金のぎぼうし」とは

「黄金のギボウシ」とは、ギボウシと呼ばれる種類の植物の一種です。
明るい黄金葉と、イワギボウシの特徴でもある赤みを帯びる葉柄が
対象色であることが相まって印象的な美しい品種です。

初夏から夏にかけて花茎を長く立ちあげて
ラッパ型の花を開花します。
葉との対比が美し冬は落葉して地上部がなくなります。

「ギボウシ」の名前の由来

花の蕾の形が橋の欄干にある”擬宝珠(ぎぼし)”
似ていることから「ギボウシ」という名前になりました。

ギボウシは、オーストラリアの植物学者の
「N.T.Host」と「J.Host」の名前から別名「ホスタ」とも呼ばれます。

ギボウシの特徴

もともと、日本では古来より観賞用に植えられる品種でしたが、
シーボルトがアメリカへ持ち帰って以来欧米で交配がなされました。

そして多くの品種がつくりだされ、いわば逆輸入される形で
日本に多くの品種が再びやってきました。

葉の色や形はもちろん葉の大きさもさまざまで
葉の長さが30cm以上の大型
20cm前後の中型
10cm前後の小型の3タイプに大別されます。

ギボウシは山間の湿地などに自生し、
東アジアに約20~40種分布しています。

ギボウシの花期は6~9月で、まっすぐ伸びた花茎に
白や紫のほっそりとしたろうと状の花を次々と咲かせます。

  • 花期;初夏~盛夏
  • 葉長;10cm前後
  • 小型種
  • 耐寒性;強
  • 耐暑性;強
  • 日照;半日陰

食用になるギボウシの新芽「ウルイ」

ギボウシの新芽は「ウルイ」と呼ばれ、食用になります。
春に「ウルイ」という名前で野菜売り場に
並んでいるのはオオバギボウシの新芽です。
まだ葉が開く前の新芽で、筒のようなフォルムをしています。

食用のギボウシの新芽(ウルイ)は
お浸しや天ぷらにして食べることができます。
少しぬめりがあり、シャキシャキとしていておいしい野菜です。

山菜採取のほか、ウルイはスーパーで購入することもできます
春しか出回りません。
スーパーで並んでいるものであれば安心して食べられますね!
春の旬の食材として楽しんでみてはいかがでしょう。

毒にくれぐれも注意!死亡例も

「バイケイソウ」「コバイケイソウ」という植物もまた
同様の季節や周辺環境に自生しています。
食用ギボウシと間違いやすい外見をしているのですが
この2つは大変有毒で運が悪いと死亡することもあるそうです。

ギボウシ(オオバギボウシ)と間違えて
有毒なバイケイソウとかコバイケイソウを採取。
食べて中毒になる事故が毎年起きているそうで注意喚起がなされています。

出典:新潟県ホームページ(http://www.pref.niigata.lg.jp/itoigawa_kenkou/1356762483110.html)


ギボウシ(オオバギボウシ)と
有毒なバイケイソウとかコバイケイソウを
識別するポイントは「葉脈の付き方」です。

ちなみに「バイケイソウ」や「コバイケイソウ」以外にも
「ヒメザゼンソウ」「イヌサフラン」も似たような外見の毒性植物です。
山菜採取の場合はくれぐれも注意しておいしいギボウシを食べましょうね!