月曜から夜更かしで話題の「漁師の日」とは
関ジャニの村上信五さん、マツコ・デラックスさんMCのバラエティ番組「月曜から夜ふかし」
2023/07/17放送回にて「漁師の日」が話題として取り上げられました。
津軽、八丈島、高知の漁師町では活気あふれるユニークな漁師たち!
そこで「漁師の日」とはどういうものなのか、その経緯と
漁師という職業の現状、年収や漁師になる方法をまとめました。
「漁師の日」=祝日の「海の日」の理由
「漁師の日」は最近の2022年に定められたばかりの記念日です。
全国漁業就業者確保育成センターが、7月第3週月曜日を「漁師の日」として制定しました。
海の記念日である「海の日」と同じ日を「漁師の日」としています。
「海」は漁師にとって欠かせないもの。
その記念日と同じ日にすることで広く周知され
漁師への感謝と休息日となることを願って同じ日となりました。
「漁師の日」をつくった目的は「漁業を担う人を増やすため」でもあります。
日本では世界と比べて食料自給率の低さが問題視されてますね。
日本は海に囲まれて、世界的にも豊富な水産資源を持っているにもかかわらず
漁師の人数は年々減少していることで水産資源までも確保が難しくなってきています。
漁師はいまチャンスな職業?
漁業の人手不足は深刻で、漁業従事者は約60年の間に5分の1ほどに減少しています。
「労働環境の厳しさ」「少子高齢化」「過疎化」などが、減少の要因と言われています。
不況が叫ばれている現代の日本。
実は漁師という職業は”狙い目”かもしれません!
もちろん漁師にも狙う海産物によってさまざまな種類があります。
それにより平均年収も200~800万円程度とばらつきがあります。
主に
沿岸漁業200~300万円
沖合漁業400~500万円
遠洋漁業600~800万円
と陸から離れるほど収入が高くなる傾向です。
そのなかで、マグロ漁とカニ漁は圧倒的に年収が高く
年収は800万〜1500万円!!
全体の上位5%未満のいわゆる「成功者」とも言えます!
マグロ、カニのほか「サバ」や「ホタテ」漁も今狙い目だそうです。
もちろん、マグロ漁やカニ漁といったものは遠洋漁業で
拘束時間が長く、過酷であり、天候に左右されやすく
安定した収入ではないかもしれません。
しかし、漁師は誰にでも一攫千金、お金持ちになれるかもしれない夢のある職業です!
今では未経験者や地元出身でない方が漁師になることが一般的なようです。
技術の進歩により漁の方法もより効率的になってきています。
比較的安定している養殖漁業や飲食店・民宿などとの兼業漁師という選択肢もあります。
漁師になるにはどうしたらいい?漁師のなり方
そんな夢のある漁師になるためにはもちろん、いくつかの条件をクリアしなければなりません。
- 「小型船舶操縦士免許」の取得
- 「海上特殊無線技士免許」の取得
- 商売として漁業をする場合は「漁業権」取得
求人に応募し、船員として就職するかたちが一般的です。
独立することも可能です。