2023/01/17放送回の「もやもやさま〜ず2」にて日本一”小さい市”である埼玉県・蕨市が特集されました。
番組では、さまぁ~ずと田中瞳アナがただ街をブラブラするという良い意味で”のんびりした”番組です。そんな番組内では「蕨」の漢字をアルフィーにのせて覚えるという企画?がされましたが、蕨市って一体どういうところなんでしょうか?今回は蕨市についてまとめました。
日本一小さい市ってどういうこと?小さいだけじゃない
蕨市は埼玉県の南東部に位置しており、市の面積が5.11㎢と、面積が日本で最も小さい市です。
人口は7万3000人で、東京23区を除けば人口密度も最も高いという、まるで「バチカン市国」のようなかんじですね。
蕨市は、成人式発祥の地、そして外国出身の方が多いことで知られています。
駅を中心に小箱の店舗が多く栄えている印象です。
駅西側では大規模な再開発事業も予定されており、今後さらに発展して人口流入が期待されていますね。
蕨市の読み方は「わらび」市
蕨市の「蕨」は「わらび」と読みます。このわらびという漢字は、山菜としても食べられている植物を指しています。
蕨市の由来ははっきりとはしていませんが、ワラビがよく採れるなどといった、意外にも植物のワラビとの関係は薄いようです。
有力な説は、2つあるそうです。
源義経や在原業平が関係していて「藁火村」と名付けたことが由来の説と、慈鎮和尚という人物の和歌にある植物に沿って近隣の市町村が名付けられたことから同じ和歌の中から引用した説です。
蕨市の街並みは
都心部へのアクセスが良い蕨市。住居が多く落ち着いた街な印象です。
外国出身の方が多いことも特徴的で中国人や韓国人をはじめ、フィリピン人やクルド人も在住しているとか。そのため、駅近くの団地内の店舗のほとんどが外国人向けとなっています。
国際的な交流に寛容な土地柄にもなっているのでしょうね。
日本にいながら海外に行ったような他国の文化を味わうことができるほか、見慣れない調味料や日用品を入手できますね。
蕨駅の西側はレトロな外観の物件が多く立ち並びますが現在、蕨駅の西側は再開発事業が進行しています。
蕨駅 / 徒歩10分圏内の平均坪単価 約 10,920円(2022年6月現在 / 当社独自データより算出)
祭り・イベント
和楽備神社 神輿祭・おかめ市・初詣/新年特別祈祷・文節祭・夏越の大祓・七夕短冊祭り / 中仙道武州蕨宿宿場まつり / わらび機まつり主要導線名
東口駅前通り
大手飲食チェーン店やスポーツジム・アミューズメント施設・銀行支店などが建ち並ぶ通り。駅西側と比べると大型の建物が多いようです。
駅前通り(蕨ピアロード・蕨中央一番街・蕨中央商店街)
蕨市の名物・名産・グルメは?
わらびりんご
蕨市錦町に住んでおられた故・吉澤正一氏が約20年かけて研究開発したりんごの品種です。
なんとこのりんご、「日本一早くなる」りんごなんです!
通常りんごは、秋から冬にかけて収穫します。
しかし、わらびりんごは6月下旬から7月下旬に収穫できる極早生種!
さらにりんご栽培地では蕨市は最も南だと言われています。
限られた土地の街ですが、蕨市には「日本一〇〇」が意外にもたくさんありますね。
わらびもち
100年後も愛される本物志向の土産品を開発しようと、蕨という地名や成人式発祥の地をキーワードに、これまでにない蕨市独自の新しい蕨もちに仕上げました。
生の蕨もちに近い状態を保ちながら、賞味期限2週間を実現した実はすごいわらび餅!
生地で餡を包み、一口で食べることができる新しいタイプの蕨もちです。
蕨ブランド認定制度とは
「蕨ブランド認定制度」とは 蕨らしさ(歴史、ストーリー性など)を有したものを審査し、品質も含め一定基準を満たしたものを蕨ブランドとして認定する制度です。 認定品を推奨することにより、蕨ブランドの普及と品質の向上を促進し、地域産業の振興を図っていくとともに、蕨ブランドの発信を通じて市のPRへつなげていきます。