「ハイヒールを履いた僧侶」として世界的に知られる人物がいます。
その名は 西村宏堂(にしむら こうどう)さん。
僧侶でありながらメイクアップアーティストとして活躍し、さらにLGBTQの人権活動家としても世界で講演を行うなど、非常にユニークな経歴の持ち主です。
この記事では
• 西村宏堂さんはどんな人?
• 経歴や学歴
• なぜ僧侶になったのか
について、わかりやすくまとめます。
西村宏堂(にしむらこうどう)って誰?
西村宏堂さんは、僧侶・メイクアップアーティスト・LGBTQ活動家という3つの顔を持つ人物です。
1989年2月13日、東京都生まれ。実家は浄土宗のお寺で、両親も仏教に関わる家庭で育ちました。
しかし、若い頃から「自分の性や生き方」に悩みを抱えていたといいます。
日本の学校生活では孤独を感じることも多く、周囲に本当の自分を打ち明けられない時期が続きました。
そんな状況を変えるため、18歳のときにアメリカへ留学します。
この海外経験が、後の人生を大きく変えることになります。
西村宏堂の経歴プロフィールまとめ

アメリカ留学で人生が変わる
高校卒業後、西村さんはアメリカへ渡り、マサチューセッツ州の大学でリベラルアーツを学びます。
その後、ニューヨークの名門デザイン学校へ
パーソンズ美術大学(Parsons School of Design)へ進学しました。
この大学は世界的なファッション・デザインの名門として知られています。
大学時代にメイクの魅力に出会い、プロのメイクアップアーティストを目指すようになります。
メイクアップアーティストとして世界で活躍
大学卒業後はニューヨークでメイクアップアーティストのアシスタントとして経験を積みました。
その後、ロサンゼルスのメイク学校「Makeup Designory」でも専門技術を学び、プロとして活動を開始します。
そして、
• ミス・ユニバース世界大会
• ニューヨーク・ファッションウィーク
などの大舞台でメイクを担当するなど、世界的なメイクアップアーティストとして活躍しました。
ハリウッド女優やモデルのメイクを担当するなど、国際的に評価されています。
そして僧侶の道へ
実家は寺院でしたが、西村さん自身は若い頃、仏教の世界に距離を置いていたといいます。
しかし海外での経験や、自分自身の生き方と向き合う中で、
「仏教の教えを今の時代に伝えたい」という思いが強くなりました。
そして2015年、修行を経て浄土宗の僧侶資格を取得します。
現在は
• 僧侶
• メイクアップアーティスト
• 講演活動
という3つの活動を並行して行っています。
LGBTQ活動家として世界で講演
西村さんは自身がLGBTQ当事者であることを公表しています。
その経験をもとに、
• LGBTQの理解促進
• ダイバーシティ(多様性)
• 宗教とジェンダー
といったテーマで世界中で講演活動を行っています。
講演を行った場所は
• イェール大学
• 国連人口基金(UNFPA)
など国際的な機関も含まれています。
また2021年には、
米誌 TIME の「Next Generation Leaders」に選ばれ、世界的な注目を集めました。
著書やメディア出演
西村宏堂さんは作家としても活動しています。
代表的な著書は
• 『正々堂々 私が好きな私で生きていいんだ』
• 『This Monk Wears Heels』
などです。
海外でも出版され、BBCやCNNなど世界のメディアにも取り上げられています。
さらに、日本ではNHK紅白歌合戦の審査員として出演し話題になりました。
まとめ
西村宏堂さんは、
• 僧侶
• メイクアップアーティスト
• LGBTQ活動家
という異色の肩書きを持つ人物です。
アメリカ留学をきっかけに自分の生き方を見つめ直し、
仏教・美容・人権活動を融合させた独自の活動を続けています。
「どんな人でも自分らしく生きていい」というメッセージを世界に発信している西村宏堂さん。
今後も、日本だけでなく世界で注目され続ける人物といえるでしょう。