2023年の祝日は去年に比べて「3日」少ない
2023年の祝日は例年に比べて3日少なくなっています。。
2023年は2月11日、4月29日、9月23日の3日間は祝日が土曜日と重なっているからです。
2022年は土曜日と祝日が被る日が1日もなかったので、つい損をしてしまっていると感じてしまいますね。
日曜日と祝日が被る場合は振替休日があるので日数に変化はありません。
2023年の日曜日は53日、振替休日は1日のみ。。
祝日は16日ですので、年間の休日は70日という計算になります。
2023年のGW(ゴールデンウィーク)は最大7日間
2023年のゴールデンウィークは4月29日(土)「昭和の日」から5月7日(日)です。
2連休・2平日・5連休となっています。
5月1日と5月2日は平日ですが、休暇にしてしまえば最大7日間可能ですね!
2023年のSW(シルバーウィーク)は
2023年シルバーウィークは9月16日から9月18日(月)の敬老の日の三連休。
9月23日(土)が秋分の日で祝日ですが、土曜日とかぶってしまい、振替休日はありません。
日本の祝日は「年間16日」で決まっている
国民の祝日に関する法律で、年間に計16の日が「国民の祝日」と決まっています。
「国民の祝日」は休日とされているので基本的にお休みが確約されています。
なぜ休日の数が少なくなるの?
先述のとおり、年間の休日が少なくなる理由は「祝日が土曜日と重なっている」からです。
日曜日と祝日が被る場合は振替休日があるので日数に変化はありません。
2023年は2月11日、4月29日、9月23日の3日間は祝日が土曜日と重なっています。
日曜日は休日、振替休日の誕生
「国民の祝日に関する法律」という法律で日曜日と祝日が被ると振替休日がある制度になりました。
この法律が最初に施行された1948年の時点では振替休日の仕組みすらありませんでした。
1973年の改正で初めて振替休日の制度が導入されます。
土曜日の振替休日がないから。なぜそんなことに
祝日の法律ができた当時は、日曜日だけが休日という週休1日制が当たり前な風潮でした。
そのため、祝日が土曜日と重なっても振替休日が設けられなかったのです。
それから40年、週休2日制が浸透している現在でもその法律が改正されていない現状なのです。
年間休日120日の内訳
1年は週に換算すると52週。
毎週土日が休日になると52週×2日=104日。
祝日年間16日をプラスして、年間休日は120日になります。
そもそも休日とは:法定休日と所定休日(法定外休日)
(休日)
労働基準法35条
第三十五条
1 使用者は、労働者に対して、毎週少くとも一回の休日を与えなければならない。
2 前項の規定は、四週間を通じ四日以上の休日を与える使用者については適用しない。
「法定休日」(労働基準法で定められた休日)と「所定休日」(企業が任意で定めた休日)があります。
企業は「週に1日」、または「4週間を通じて4日」の休日を与える義務が法定休日。
法定休日以外の週休2日のうちの1日、4週8休のうちの4日が所定休日になります。
土日を休日にしている企業であれば、日曜日が先にくることになるため土曜日が法定休日になります。ただし、就業規則で週のはじまりを月曜日としている場合は、日曜日が法定休日になります。
祝日一覧とその意味
祝日 | 月日 | 意味 | |
1 | 元旦 | 1月1日 | 1年の始まりを祝う日 |
2 | 成人の日 | 1月9日 | 成人へのお祝いの日 |
3 | 建国記念の日 | 2月11日 | 愛国心を養う日 |
4 | 天皇誕生日 | 2月23日 | 天皇の誕生日を祝う日 |
5 | 春分の日 | 3月21日 | 自然、生物を慈しむ日 |
6 | 昭和の日 | 4月29日 | 戦後の復興、国の将来を想う日 |
7 | 憲法記念日 | 5月3日 | 憲法制定、国の成長を記念する日 |
8 | みどりの日 | 5月4日 | 自然の恩恵に感謝する日 (2007年制定) |
9 | こどもの日 | 5月5日 | 子どもの幸福、母への感謝の日 |
10 | 海の日 | 7月17日 | 海洋国である日本の繁栄を願う日 |
11 | 山の日 | 8月11日 | 山の恩恵に感謝する日 (2014年制定) |
12 | 敬老の日 | 9月18日 | 老人を敬愛し、長寿を祝う日 |
13 | 秋分の日 | 9月23日 | 祖先への畏敬、故人をしのぶ日 |
14 | スポーツの日 | 10月9日 | 健康な心身をつちかう日 |
15 | 文化の日 | 11月3日 | 自由と平和を愛し、文化をすすめる日 |
16 | 勤労感謝の日 | 11月23日 | 勤労生産を尊び、国民同士感謝しあう日 |
みどりの日、山の日は比較的新しく定められた祝日です。
6月と12月には祝日はありません。
その分、5月のゴールデンウィークと9月のシルバーウィークに集中していますね。
2月は唯一、28日しかない月ですが、そのなかに祝日が2日あります。
6月は祝日がない上に30日しかない月になっています。
充実したスケジュール計画の参考になれば幸いです!