
ここ数年ニュースで度々、報道されて絶え間ない、不正アクセスによる情報漏洩・・・
全国銀行協会の調べではネットバンキングによる個人の不正送金被害は
2014年4~6月に413件と前年同期の3.4倍に急増し、被害額も4億4900万円と4.3倍!
1月から6月までの被害件数は既に783件と昨年1年間(647件)を上回るそう…
特に、銀行などにウイルスでパスワードが盗まれ、不正送金させる事例が頻繁に発生しています。「ある日突然、預金残高が0円になっている!」なんてことがないように
そこで、まずは自分たちでできる情報漏えい対策をおさらいしていきます。
犯人側の手口は巧妙になっています。
しかし、適切な対策を取れば、被害を防いだり、最小限にとどめたり
被害額を銀行が補償してくれるケースもあります。
逆に、適切な対策を取っていると見なされなければ、補償されない!ということです。

主な情報漏えい対策
主な対策は以下の通りであると言われています。
- パソコンのソフトを最新版にアップデートする
- セキュリティソフトを入れて、随時更新をする
- 使い捨てのパスワードを使う
- 金融機関などが配布する対策ソフトを使う
- 定期的にログインパスワードを変更する
- 送金できる上限額をできるだけ低く
- 送信履歴のメールはスマホなどで常に確認
- 不審な点があれば速やかに金融機関へ連絡
そうはいってもめんどくさい。。。
パスワードを何個も覚えられない
でも、メモ帳に書いていてはパスワードの意味がない…
そこでオススメのパスワード作成法をご紹介します!
実践してみて1年以上経過しますが今のところなんの被害もないですしストレスフリーのパスワード生活を送っていますよ

自分だけの、パスワードをつくるコツ
ー指の動きー
キーワードを普段打つキー配列に着目します!
文字自体ではなく、打つときの指の動きを覚えるように作ります。
例えば、スマホによく使われる英字配列なら
左上から「@#/&_」「ABC」「DEF」「GHI」 「JKL」 「MNO」 「PQRS」 「TUV」 「WXYZ」となっているため
フリック入力せずに左上から右に順番に入力していくと
「@・a・d・g・j・m・p・t・w」となり、
文字列自体は意味がないが指先が順番を覚えているため
パスワードを瞬時に思い出すことができます。
この方法を使って、自分の覚えやすい指先の動きを何パターンか作ることで
ランダムだけど忘れにくい自分だけのパスワードが作れます!
また、「aiueo」のなかに一つ飛ばしで「q」を入れて
「a・q・i・q・u・q・e・q・o」としたり
記号を入れるとセキュリティ強度が上がるということなので、一つ好きな記号を決めて
最初、真ん中、最後などに入れるというのもいいと思います。
このようにして、自分だけの誰にも予測されないパスワードをつくることができます。