第四の習慣・Win-Winを考える
(Habit 4 Think Win/Win)
ルフィ「支配なんてしねえよ、この海で一番自由なやつが海賊王だ」
Win-Winとは、すべての人間関係において、必ずお互いの利益になる結果を見つけようとする考え方と姿勢です。
人生を競争の場ではなく、協力の場と捉えます。
Win-Winの考え方を発展させたものとして、「Win-Win or No Deal」という考え方。これは、どちらかが妥協する案しか解決策がないならば、どちらの方法もとらない、という考え方です。
第五の習慣・まず理解に徹し、そして理解される
(Habit 5 Seek First to Understand, Then to Be Understood)
「痛くもなかった、痛エのはお前の方だったよな…かわいそうによオ…」
Win-Winの関係を築くために重要になってくる、
「まず理解に徹し、そして理解される」ための傾聴方法です。
私達はつい、自分の過去の経験を相手の話に重ね合わせてしまいます。
そのため、人の話を聞きながら、同意したり反対したり、
自分の視点から質問したり、助言したりしがちになります。
ただ、そうすると相手は理解されたと感じられなくなってしまい、結果として自分のことが相手に理解されることもなくなるという悪循環に…
これは特に、親子のコミュニケーションなどでよく見られる特徴です。
話の聞き方のレベルで、最高レベルのスキルは、「共感による傾聴」です。
これは、相手を理解しようと聴くことであり、相手の身になって聴くことです。
「共感による傾聴」を身につけるためには、下記のステップがあります。
step1:相手の言葉をそのまま繰り返す
step2:相手の言葉を自分の言葉に置き換える
step3:相手の気持ちを言葉にする
step4:相手の言葉を自分の言葉に置き換えると同時に、相手の気持ちも言葉にする