芸人みなみかわの「システマ」ロシア格闘技の呼吸法は本当にすごいのか|千鳥の鬼レンチャン

お笑い
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2023/01/29放送回の千鳥の鬼レンチャンに、みなみかわが出演。
そこでお得意の「システマ」呼吸法を駆使して驚きの活躍を見せました!

番組内容は、5分休憩おきでレンチャンに水泳の競争をする企画。
みなみかわさんは水泳未経験に関わらず、なんと他の経験者を差し置いて決勝のこり三人のところまで進出!
回数を重ねるたびに蓄積された疲労のなか、みなみかわさんは持ちネタのシステマ呼吸法を競争後に実践したのち「もう回復しました」と余裕の表情。
結果的にみなみかわさんは優勝こそできなかったものの、スタジオや視聴者に衝撃を届けました。

虚勢かと思いきや、疲労感を見せない泳ぎで決勝まで進出したことに、スタジオで観る千鳥とかまいたちは驚きを隠せない様子でした。

そして最後に千鳥の大悟さんからは

大悟
大悟

4人で一緒にシステマ習おうか

とコメントを残しました。

そこで今回はみなみかわさんはどんな人なのか、なぜそこまで体力があるのか。
みなみかわさんのシステマ呼吸法はホンモノなのか?!

システマとは一体どういうモノなのか調べました。

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効果が凄まじい?!疑惑のみなみかわの「システマ」呼吸法とは

みなみかわさんはシステマを体得したことで、攻撃されても痛くない呼吸法を身に着けたと豪語。
アイヒマンスタンダードのキャラネタに続き、痛みに耐えるシステマのネタで活路を見出しました。

みなみかわさんは元々ロシアの格闘技「システマ」を趣味にしていたとか。
そして、バラエティ番組の企画で格闘家の技を受けたり、熱いものを身体につけたり、ハードな運動を行うも最後に呼吸を整え「痛くないですね」「消えましたね」「疲れが消えました」と平然の顔。

しかしやはりどうしても「痛くない」というのは単なる強がりなのではないかという疑念も浮かびます。漫画「鬼滅の刃」のように〇〇の呼吸を体得することで超人的な力を身につけることができる!といった設定もたまにありますが、現実にそんなことが可能なんでしょうか?

ロシア格闘技「システマ」とは

システマとはロシアの武術で、旧ソ連の独裁者スターリンのボディーガードから教わったミハイル・リャブコが創設しました。日本では2005年に公式ジムとして「システマジャパン」が設立されており、メジャーな格闘技になりつつあります。
軍隊格闘術なので、武器に関する攻防技術が多く盛り込まれています。
特に近代戦における銃火器も想定した実践的格闘術で、一般むけには護身術として人気です。
本格的なところでは、ロシアの特殊部隊やロシア連邦保安庁など様々な機関が導入しています。

いわゆるロシア版の「合気道」のようなものだそうです。

痛くない!疲れない!システマの呼吸法

システマには身体の使い方の4つの基本原則があります。

  • Keep breathing (呼吸し続ける)
  • Stay relaxed (リラックスを保つ)
  • Keep straight posture (姿勢を真っ直ぐ保つ)
  • Keep moving (移動し続ける)

みなみかわさんが武尊さんとコラボした動画にもこの基本原則について少し説明がありました。

この4つの原則を習得すると、システマの呼吸法が整いリラックス状態になることで
痣になりにくかったり赤くなりにくかったりする効果が得られるといいます。

戦闘中にリラックス状態になるのは難しいので、通常身体が緊張状態になります。
すると、筋肉が硬直し、打撃を受けた際に毛細血管が破れて痣ができたり赤くなったりするのだそうです。
ただ、これだと怪我になりにくいことにはなりますが、痛覚に強くなるという効果はなさそうですね。

自己暗示の一種??

個人的には、みなみかわさんのシステマ呼吸は一種の自己暗示による効果もあるのではないかと考えます。

思い込みによる心身への影響力は侮れません。

医療の現場では、プラセボ効果つまり思い込みを使って偽薬の処方が現在も行われています。

プラセボ効果(プラシーボ効果/偽薬効果)とは、思い込みが身体や実力に影響を及ぼし、何らかの改善がみられる現象です。

本来は薬としての効果がない偽薬を服用し、病気の症状が改善することが医学的にも認められているのです。このプラセボ効果は、広くビジネスシーンや恋愛などにも活用されることがあります。

したがって、みなみかわさんのシステマは単なるネタに留まらず、みなみかわさんの心身のポテンシャルとシステマ呼吸法へ執心するあまり自己暗示で痛みを感じなくなったり、疲れを感じなくなるといったところまで昇華させているのかもしれませんね!

そもそも、みなみかわのポテンシャルが凄い!

芸名:みなみかわ

本名:南川 聡史(みなみかわ さとし)

生年月日:1982年9月28日

出身地:大阪府

血液型:AB型

身長:181cm

趣味:システマ(格闘技)、映画鑑賞、読書

受賞歴:新宿レスリング大会2017サンボの部準優勝

実は、嫁と2人の子持ち

みなみかわさんには、奥さんとその間にお子さんが二人います。
その奥さん「南川雅代」さんがとても積極的で行動力があるんです。

2022年1月に雅代さんは、インスタグラムで自身の夫を応援すべく「みなみかわ応援アカウント」を設立。そして、人脈ゼロから有名な芸人や放送作家にDMを送りまくって夫みなみかわを売り込みました。すると、みなみかわさんのテレビ出演本数は激増!

雅代さんの功績が話題となって、ともにテレビ出演したりダウンタウン司会の特別番組「お笑いアカデミー賞2022」にて「話題賞」にノミネートを果たしました!

みなみかわさんがこれだけテレビで活躍しているのも、雅代さんの内助の功があればこそなのかもしれませんね!

みなみかわの相方は最近みないけど、いまどうなっているの?

吉田寛さんとみなみかわこと、南川聡史さん。二人は、「ピーマンズスタンダード」として芸人コンビで活動していました。
しかし、みなみかわさんがお笑い番組「あらびき団」にてピンのネタとして「アイヒマンスタンダード」としてたびたび出演。みなみかわさんひとりでのメディア露出が増えてきました。

とある理由で、相方は辞めてコンビを解散。「みなみかわ」ピン芸人として

ピーマンズスタンダードは、2019年2月に解散発表。

吉田さんから解散の理由として
「僕が芸人を辞めます。 家のちっちゃい窓を使ってタバコ屋をやるという夢がありまして」と説明しました。
最後のコンビでの出演の際には、南川が「いつもツッコんでくれてありがとう」「ロケのとき、いろいろアシストしてくれてありがとう」、吉田が「今までずっとコンビを引っ張ってくれてありがとう」「お前の作るネタ、俺は一番面白いと感じていたよ」とそれぞれ円満に終わりを迎えました。

その後、南川さんは「みなみかわ」というピン芸人として再スタートしました。

解散の理由が、喧嘩別れといったネガティブなものでなくて本当に良かったです。
ただ、お二人それぞれが違う道を歩んでいく、というお別れなだけですね。