国民全員が「佐藤」になる500年後って本当?苗字1位の理由と割合、課題

話題
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2024年4月1日、エイプリルフールに面白いニュースが飛び込んできました。

500年後には日本人の全員の苗字が
”佐藤”になってしまう! という「2531佐藤さん問題」!

4月1日エイプリルフールなので、フェイクニュースではないかと思われますが
一体、嘘なんでしょうか、本当なんでしょうか??

今回は、「2531佐藤さん問題」について解説していきます!

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500年後には日本人全員が「佐藤」になるって本当?ウソ?

「佐藤姓増加に関する推計方法と結果について」
https://drive.google.com/file/d/1IWDZjvdl8e90cunZGNMAXkbSRy0T63wN/view

今回の「2531佐藤さん問題」という500年後の日本人が全員”佐藤”になる、というニュース
データを捏造したりしたものではなく、研究センターが独自調査、分析した
…意外と真面目なものでした!

結論、全くのフェイクニュースではありません!
嘘のような本当の話で、このままだと本当になってしまうという
統計学に基づいた社会的問題の提起でもありました。

詳細は次の通りです。

「Think Name Project」の一環として
東北大学経済学研究科/高齢経済社会研究センター
吉田浩教授に独自調査を依頼し、佐藤姓の増加率および人口動態から分析を行いました。
その結果、選択的夫婦別姓が導入されず夫婦同姓のままの場合
「約500年後の2531年には、佐藤姓が100%に達する。」
というシミュレーションが導き出されました。

https://think-name.jp

日本全国の「佐藤」の割合は

日本に3万種類あったと言われる苗字の種類。

日本で最も多い名字は「佐藤」であり
2位「鈴木」、3位「高橋」、4位「田中」…と続きます。

2023年時点で、佐藤姓は国民全体の1.529%といわれています。

苗字が「佐藤」の有名人

準備中

そもそもなぜ「佐藤」が多いのか

「佐藤」などの他の苗字と比べはるかに数が多くなる現象が起こる理由は
昔から当たり前として根付く、日本独自の『夫婦同姓』制度でした。

結婚して夫婦となると、妻となる多くの女性は男性の苗字に合わせて改姓します。
例えば、子供に女性しかいない家庭で女性全員が結婚し
それぞれ夫の苗字に改姓してしまうと女性の元々の苗字の人は将来的にいなくなってしまいます。
そうすると、珍しい苗字がなくなったり、徐々に名字の種類が減少。
苗字に偏り、人口の差が広がっていった結果の一つとして
「佐藤」をはじめとする特定の苗字の人が多くなっていったのです。

すると極論的には、やがて1つの名字しか残らなくなってしまうのではないか!?という
今回のニュースのような仮説が立つわけですね!

日本は夫婦同姓を法律で定める唯一の国

日本は世界で唯一、結婚時に名字を変えなくてはいけません。
そして改姓の95%が女性と大きく偏っています。

「夫婦同姓」は、社会にも個人にもさまざまな不都合が生じてくる仕組み。

他方で「選択的夫婦別姓」制度は、名前を自由に選べる制度。
制度の見直しを真剣に議論する必要がありますね。

同じ苗字ばかりだと何が起こる?今後の課題とは

想像してみてください。苗字は、血縁や個人のルーツを示すとともに、個人の通称だけでなく、法人やキャラクター、選手名に多用されていますね。

表札、企業ロゴ、選手名、キャラクターなどあらゆるものが
同じ「佐藤」となる世界。
もちろん、「佐藤」さんの姓自体を否定するものではありません。

多様性が失われる危うさ、男女の平等な婚姻、平等なキャリアの実現が問題なのです。

みんな同じ苗字となってしまったら、苗字自体に意味、機能も失われてしまいますしね。

まとめ

  • 500年後には日本人全員が「佐藤」になる可能性もある
  • 日本全国の「佐藤」の割合は国民全体の1.529%
  • 「佐藤」が多い理由の一つは『夫婦同姓制度』
  • 日本は夫婦同姓を法律で定める唯一の国

最後までご覧いただきありがとうございました!